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蚕粉末が健康にいい!?

父を連れて韓国へ

父が糖尿病合併症だと知った20代前半。

大学を卒業した時に、卒業祝いと称して、父を連れ、韓国へ韓方旅行をしたことがあります。

若いながらも、父の弱い部分を見てしまった気がして、何か親孝行をしなければ、と思ったのです。

留学をしている時にも、韓国人の友達に何回か糖尿病にいい韓方はないか?ときいたことがあります。

若い友達でしたので、糖尿病に関しては知識がないのかな、と思いきや、数人から、いろんな韓方を勧められました。

帰国後、父にその旨を伝えたところ、もともと漢方やサプリや薬などを毛嫌いしていた父が、

韓方に強い興味を示し始めました。

健康のことについて真剣に考えている韓国の若者たちに、どうやら日本にはない何かを感じたのでしょう。

そして卒業後、父との韓国旅行にいたったというわけです。

 

蚕が糖尿病にいい!?

私がまず父に勧めたことは、医者に見てもらうこと。

私自身、父に韓方を選ぶことが心配だったので、医者ならば間違いないだろう、

と、以前風邪でお世話になった病院へ足を運びました。

韓国でも日本と同じように近年、糖尿病患者が増加する傾向にあります。

近代化に伴う運動不足と過剰な栄養摂取によって、韓国でもメタボリック症候群が問題になっているんです。

そこで注目を集めているのが、韓国人に身近な韓方というわけ。

韓方は天然素材で自然治癒力を引き出す、健康的な東洋医学の薬なんですね。

 

父を病院につれていき、そこで診断されたのは、やはり糖尿病。

そこまでは日本と同じなのですが、そこからがさすが韓方、といったところでしょうか。

なんと処方されたのが蚕粉末でした。

蚕!?と驚く方は多いはず。

私も父もとんでもなく驚きましたから^^;

蚕とは、ご存知の通り、糸を吐いて絹を作る特殊な蛾の幼虫です。

もちろん煎じた粉末状のものですが、最初、訳し方を間違えたかと思いました。

次第に聴き取り能力があがり、間違いないと確信するに至ったのですが、

とにかく驚きました。

どうやら韓方の世界では虫は一般的な薬効成分のようなんです。

古医書では糖尿病の渇症を抑える処方として、次のようなものが伝えられています。

  • 蚕のさなぎを煮て、その煮汁を飲む。
  • 蚕の繭21個(1?)を煮て、その煮汁を飲む。
  • 蚕抄を妙めて粉にして、1目3回、7.5グラムずつ服用する。

昔ながらの方法ではありますが、現在の韓方でも、昔ながらの療法を生かしていることが、よくわかりました。