糖尿病の予防
発症しているか、チェックしよう
前にも書きましたが、糖尿病は、体の中で異常が起きていても、外には現れない、非常に気づきにくい病気です。
しかし、徐々に、その症状は体に現れているのです。
もしかしてあなたも、既に発症しているかもしれません。
以下のチェックをして、自分の体について知っておきましょう。
- このごろ太ってきた
- 下腹部がかゆい
- 食べても食べてもやせる
- 手足がしびれたり、ピリピリする
- とても喉がかわく
- 視力が落ちた気がする
- 食欲がありすぎていくらでも食べられる
- 立ちくらみがある
- おしっこの回数が増えて、量も多い
- 甘いものが急にほしくなる
- 尿のにおいが気になる
- ちょっとしたやけどや傷の痛みを感じない
- 全身がだるい
- おしっこが出にくく、出ても残った感じがする
- 疲れやすい
- 足がむくむ、重くなる
- 肌がかゆい、かさつく
いくつか当てはまった方、早急の検査をおすすめします。
糖尿病は完全に治すということは難しい病気ですが、血糖をコントロールするころができれば問題はありません。
当てはまらなかった方でも、お酒をよく飲む方であったり、ストレスを抱えやすい仕事をしている方、
発症する可能性は充分ありますので、予防から、始めましょう。
予防の一番のポイント
厚生労働省によると、今まで一番重かった体重が重い人ほど糖尿病になりやすいということがわかっています。
肥満の基準には、BMI(ボディー・マス・インデックス)という基準が広く使われています。
これは、病気が一番少ない体重を統計的に割り出したもので、BMIが22の時が、一番病気が少ないといわれています。
ご自分のBMIはぜひ知っておきましょう。
- あなたのBMI
BMI=体重□㎏÷身長□m÷身長□m
- あなたの標準体重
標準体重=身長□m×身長□m×22
BMIが18.5未満の方は低体重、18.5以上25未満の方は普通体重、25以上の方は肥満です。
現在肥満の方はもちろんのこと、以前肥満だった方も要注意です。
調査によると、糖尿病患者の中で、現在肥満の人は20~30%、以前肥満だった人がが、40~60%と、大変多いようです。
現在は痩せている方でも、以前肥満だった方は定期的に検査をしたほうがいいでしょう。
私も30代半ばで、メタボリックシンドロームが気になる年代です。
そもそもメタボとは、肥満の一種で、動脈硬化の進行に伴う心筋梗塞や脳梗塞と関係が深い、
内臓脂肪型肥満に焦点を絞ったものです。これもまた糖尿病になりやすい状態といえます。
- メタボリックシンドロームの基準
腹囲(へそ周り) 男性 85cm以上・女性 90cm以上
(男女ともに、腹部CT検査の内臓脂肪面積が100cm2以上に相当)
これで、内臓脂肪の蓄積をチェックします。
内臓脂肪の蓄積に加えて、下記の2つ以上の項目があてはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
●脂質異常
中性脂肪 150mg/dL以上
HDLコレステロール 40mg/dL未満
のいずれかまたは両方
●高血圧
最高(収縮期)血圧 130mmHg以上
最低(拡張期)血圧 85mmHg以上
のいずれかまたは両方
●高血圧症と診断される
『最高(収縮期)血圧140mmHg以上/最低(拡張期)血圧90mmHg以上』
より低めの数値。
●高血糖
空腹時血糖値 110mg/dL以上
当てはまった方は、糖尿病チェック、予防を始めましょう。
食事と運動のバランスが大切
食事
野菜をたっぷりとる・甘い物、脂っぽいものは食べ過ぎない!
食事に関しては、この2つが最も重要です。
野菜に含まれる食物繊維は、肥満を防ぐ働きをします。
甘いものや脂っぽいものは、太りやすい食品です。食べすぎに注意しましょう。
その他には
- 食事は決まった時間に、ゆっくり食べる
- 大皿の時は、一人分ずつ取り分けて食べる
- 薄味にする
- ながら食い(テレビを見ながら食べる、など)をやめる
- 多いと感じたときは残す
- お茶碗は小さめにする
- 食品のエネルギーを知る
などが、肥満を防ぐ秘訣です。
以前までの父を見ていると、脂たっぷりの肉料理が大好きで、夕食もテレビを見ながらだらだらと食べていた気がします。
夕食だけですめばいいのですが、その後晩酌をしながら更にピーナッツをつまんだり、と、肥満になりやすい食生活をしていました。
運動
予防のためには、適度な、無理のない運動が大切です。
運動をしなければ、筋肉が痩せ、体重が少なくても脂肪の多い体になります。
これが女性に特に多い「かくれ肥満」です。
かくれ肥満になると基礎代謝が減り、同じ身長・体重の人と同じ分量の食事をとっても、使うエネルギー量が少ないため、脂肪になる量が多くなってしまいます。
筋肉をつけ、基礎代謝の多い体をつくることが大切です。
病気を防ぐためには、きつい運動は不要です。
いざスポーツを、となると鈍っていた体は悲鳴を上げてしまうものです。
ですので、生活の中に運動を取り入れる方法から行ってみてはどうでしょうか?
- 外出するとき、少しだけ早めに歩く
- 遠回りして歩く距離を増やす
- 買い物は歩いて、買いだめをせずこまめに行く
- 3階までなら階段を使う
- 1日1万歩を目標に歩く
- 週に1度くらいは、隣の駅まで歩いてみる
- 周囲の風景などを楽しみ、観察しながら歩く
- テレビを見ながら、ストレッチをする
- 泳げなくても、水中を歩く
このくらいから始めてみましょう^^